どうも、ごきげんいかがお過ごしでしょうか?
占術家の仙翁(センオウ)です。
色とは角にも不思議なものですね!
あなたは無意識の内に自分の好きな色を選んでいます!
もしその色と選ぶ理由があるとしたらその理由を知りたくありませんか?
Contents
陰陽五行と色
陰陽五行は木・火・土・金・水の五つのエレメントで成り立っています。
この五行は様々なものに応用されてきました。
生活の知恵や神仏としての信仰の対象になる場合もありました。
今でも深く根付いているのが、漢方をはじめとする東洋医学です。
さらには、人の行動や思想を統計化して占いを作るに至るきっかけになったのもこの陰陽五行と言う東洋哲学です。
この陰陽五行にはそれぞれ色が存在します。
木は緑、火は赤、土は黄、金は白、水は黒このように色があてがわれています。
それぞれの色は、それぞれの五行の効果が付与されていると言う考えです。
従って、相性の良い色とそうでない色が存在することになります。
五行の相性が気になる場合は、こちらからご覧ください!
最近では、その色を見て人がどのような心理状態になるのか?
どのような感情の時に何色を求めるかのなど様々な方面で研究がなされ今日は陰陽五行の五色が何を表しているのかをご紹介してきます。
あなたがなにげなく選んでいる色であなたの隠れた深層心理が見えてくるかもしれませんよ!!?
五色から見た色の意味
それでは、五行の色とその意味を一緒に見てきましょう!
その前にチョットおさらいです(^^)
行は北=水、東=木、南=火、西=金、中央=土と言う配置がなされています。
この方位と色の関係でお部屋の運気を上げようと試みているのが風水なんですよ!
北-黒
厳粛で絶対的なイメージを与える色
黒は闇や恐怖の象徴です。
昔は忌み嫌われる色だったようです。
マイナスイメージがある一方で、現在ではファッションや様々な商品に多用されており、多くの人に好まれています。
黒は不思議な色のなんです!
また、黒はフォーマルな場で好まれる色です。
黒を身に着けるだけで厳粛さも漂います。さらには、確固とした信念など絶対的なものを感じさせることが出来ます。
ただし、黒はインパクトが強く、良くも悪くも強さや畏怖を相手に感じさせる色です。
やりすぎて、絶対的君主のようなイメージになるのを避けるには、他の色を適度に組み合わせるのがお勧めです!
東-緑
人当たりのいい落ち着きを感じさせる色です。
緑は大自然や平和、生命力をイメージさせ、安らぎや穏やかさの象徴となる色です。
人は緑を見てほっとしますから、緑を身に着けている人を見るだけで「良い人」「落ち着いている人」「安心できる人」など、プラスの印象を抱きます。
日本では古来から赤ん坊の事を「緑子」と呼びますが、これは赤ん坊が新芽や若葉を示すように生命力にあふれていることから生まれた言葉の様です。
古代エジプトでも緑は病気を治す力があると考えられ、復活を司る神々の顔を描くときやミイラの顔を塗る時などに使われ、女性の目の周りにも魔除けとして使われていた様です。
南-赤
赤い色は、積極性・行動力をアピールする色です。
血液、火、太陽の色など、赤はエネルギーや生命力を象徴する色です。
赤を特別な色と認識している国は数多く存在ます。
理由は、国旗に赤を使っている国がたくさんあるからです!
日本もその一つですね。
赤は人を興奮させる色です。闘牛士の持つ赤い布は、牛ではなく、観客を興奮させるための道具なんですよ!?
事実、赤い色は人間の身体能力や闘争本能を高める効果があると言う報告もなされています。
西-白
白は世界中で神聖な色として認識されている色です。
キリスト教では白はキリストを表す色です。
日本でも古来から、白の神の色です。
白馬や白蛇など白い動物は神聖な生き物としてみなされています。
こうしたことから、人は白を見ると純粋、無垢と言った穢れの無さをイメージします。
つまり、白を身に着けることで、自分には嘘偽りがないことや、公明正大であると言う印象を与えます。
神聖な集まりなどがある場合は、白を着てみてはいかがでしょうか?
中央-黄
幸福感と若々しさを感じさせる色です。
幸せや希望の象徴の色です!
黄色はヒヨコや子供などを連想させる色です。
黄色を見ると人は、「希望」「幸福」「積極的」と言った前向きで若々しいものを連想するものです。
その一方で、黄色は「危険」「注意」などネガティブなイメージで使われる色でもあります。
踏切や工事現場のバリケードは黄色と黒のラインが入っていますが、この組み合わせ最も遠くから認識できる組み合わせの一つです。
色には多面性がありますが、黄色は特にそれが強い色ですね!
色の持つ心理効果
色はコミュニケーションおいて強い力を持つと言っても過言ではないでしょう!
この色を使った心理戦を良く用いているのが、アメリカの大統領候補のテレビ討論会です。
色の意味を知っておくとより面白く観ることが出来るはずです!!
黒の心理効果
黒を求める時の心理状態は、威厳を保ちたいとき、強さをアピールしたいとき、人と交流したくないとき。
などがあげられます。
黒は、どんな色に上塗りされても自分を失わない、非常な強さがあります!
そのため、黒を身に着けると鎧を身にまとっているように安心できるものと言う心理作用が働いているようです。
自分の弱みを相手に悟られたくないときや、本当はビクついていることを隠して接する必要がある時などには、黒が防護服の様な役割をはたしてくれます!!
緑の心理効果
緑を求める時の心理効果は、人と交友関係を保ちたいとき、忙しい時や疲れている時です。
緑を見ると目が休まると言われますが、仕事や勉強の合間に、観葉植物などのグリーンを見ると眼精疲労の緩和に効果があるようです。
実際、緑には神経系統の鎮静効果があり、ストレス軽減にも役立つとされています。
緑が好きな人は、周りの人から相談を受けることも多いと思います。
そんなときは相手の目の着く位置に緑のモノを身に着けていると、相手に一層安心感を与え、「頼れる人」と言う印象が強く成ります。
第一印象において最も良い色ではないでしょうか?
赤の心理効果
赤を求める人の心理状態は、「やる気に満ち、意欲的になっている」「気持ちが高ぶって、情熱と自信にあふれている」時に赤を求める傾向があるようです。
赤は、エネルギッシュで行動力に長けた印象を相手に与えます。
また、赤は人間の関心を最も引く色でもあります。
つまり「私に注目して!」「ここは目立ちたい!」と誰かに訴えかけているのです。
ここ一番の勝負の時には赤を付けることをお勧めします!
リーダシップを発揮したい場面や意欲をアピールしたい場面では、赤を身に着けるのが効果的ですよ。
白の心理効果
白を求める人の心理状態は、「新しい気分でスタートしたい」「明るさを求めているとき」です。
白は清潔さを感じさせる色でもあるので、病院などの衛生管理が必要な場所は白を基調としている事が多いですね。
しかし、色がまったく含まれていない純白は、冷たさや孤独な寂しさを感じさせてしまい、人に緊張感を与えます!
使いどころを間違えると逆効果の場合もあると言う事ですね!
人に緊張感を抱かせないようにする為には、オフホワイトのような白に黄色みのかかった色を付け加えると良いのではないでしょうか?
黄の心理効果
黄色を求める人の心理状態は、「楽しい気分の時」「誰かいに甘えたいとき」「頼りたい時」です。
黄は良く見える色ですから、黄を身に着けていれば人の目を引きます!
注目されたい場面では黄色を着用する効果的です。
また、快活さも演出できるので、フレンドリーさをアピールすることが出来ます。
ただし、インパクトが強いだけに、過度に使う相手に悪印象を持たれてしまうこともあります!
服を着る場合は、目につく場所にワンポイントで使ったり、ほかの色と組み合わせたり、他の色と組み合わせしたりして、さりげなくアピールするのが良いでしょう。
まとめ
色と言うのは、人類と非常に強い関係を持っていますね!
古代では、色は階級を表すものでした。
その後、色は化粧となります!
いまでも、各部族では色が使われています。
色を見た時の感情や連想する思考の答えは、私たちが今まで生きてきた中で培われた知識がDNAに記憶されているからと言われています!