どうも、占術家の仙翁(センオウ)です。
今回は、いままで書きたかったのですがどの様な反響があるかわからなかったので記事にするのをためらっていた内容を記事にします。
姓名判断師は、名前がすべてを決めていると言う信念を持って生きています。
それは吉数であれば皆成功し、凶数であれば誰しもが負け犬だと言っているも同意義になります。
しかし、現実ではそれとはまったく逆のパターンも存在します。
その点をどう解釈しているのか、考察します。
Contents
凶数を持ちながら成功した人々
姓名判断師は、名前がすべてだとお伝えしましたが、現実では姓名判断だけで説明が付きにくい事が多く見受けられます。
しかし、幸運を科学すると言った以上ここにもメスを入れなければならいと私は考えています。
確かに、凶数を持ちながら大成功を納めている人もいれば、大吉数を名前に持っていても大きな犯罪に手を染めてしまうと言うパラドックスが存在します。
それらをどう捉えていけばよいのでしょうか?
まずは、凶数を持つ成功者を見ていきましょう!
稲盛和夫 様
私のブログではたびたび彼をご紹介させていただいていますが、まさに努力の人と言う言葉が似合う方です。
稲盛和夫さんを知らないと言う方でも、京セラはご存知ではないでしょうか?
京セラは、世界的に有名な企業でセラミックを作成する事業で大成功を納めた企業です。
その京セラの創業者が「稲盛和夫さん」なんです。
ここでは、彼の半生については触れませんが、もし気になると言う方であれば彼の著書で「生き方」と言う本があります。
これは、ぜひ読んでいただきたい。
そんな本です。
話を戻しましょう。
彼の名前は、総格運が37画で吉、人格運が19画で凶、三才が土・水・木で吉凶混合となります。
もしも、こんな世界的に認められた企業を作り上げる前の彼が私の前に来て、「先生!起業しようと思うんだけど~・・・」と相談に来たら迷わず、名刺だけでも名前を変えたらと私はアドバイスしているでしょうね(笑)
そう言う冗談はさておいて、どのように解釈するかがポイントですね。
私が活用する方法は、別の占いと一緒に鑑定すると言う方法です。
良く活用するのが、九星気学です。
九星気学は、メイドインジャパンの占いです。
従って、いろんな占いと相性がいいと言う点と、生年月日が分かれば占えると言う点の2つのメリットがる為良く活用しています。
彼の生年月日は、1932年1月21日ですから「六白金星」と言う結果が出ます。
頭領運を持つ星です。
指導力と、統率力があり、目下や後輩の面倒をよく見る性格を示す星です。
そして、その運氣を向上させてくれるのが人格運と総格運です。
六白金星の人格19画の鑑定
人格に19画がある場合、凶となりあまり良い意味を示しません。
中途挫折を示す画数ですが、逆転運でもあります。
意味は、挫折覚悟で頑張れば運も対人運も上昇すると言う意味です。
もともと、人格に19画がある場合、性格的にも運勢的にも波が激しくなるのが19画の特徴ですが、肩の力を抜き、挫折覚悟で物事に挑むと能力を発揮しやすいと言う結果がでます。
そして、彼の自伝である「生き方」にも、当初社長に推薦されたとき、しぶしぶ引き受けて「ダメモトでガムシャラに働いた。しかしそれが良かった」と書かれています。
六白金星の総格37画の鑑定
総格に37画が存在する場合、吉となります。
37画には、「熱意・発展・冨栄」などの意味があり、若い時期には目立たなくても、晩年に向うほど発展すると言う意味を持ちます。
直感力と行動力に優れているので、仕事で大成しそう。と言う結果が出ます。
この37画は、不思議な事に六白金星と似たような意味を持つ画数です。
つまり、二重の意味が付与されて年齢を重ねるごとにその運の影響を強く受けたのだと思います。
そして、常に改善と努力、そして日々の研鑽を欠かさなかったことが京セラをここまで大きく発展させることにつながったのだと思うのです。
さて、続いてご紹介する方は、西村博之様です。
本名はあまり知られていないかもしれませんが、「ひろゆき」の相性で知られている”にちゃんねる”の創業者です。
彼もまた、成功者と言えると思います。
西村博之様
西村博之様は、年収1億ともいわれている謎の多い経営者の一人です。
姓名判断結果を見てみましょう。
総格が28画で大凶、人格が19画で凶、三才に関しても水・火・土で凶の配置となります。
お世辞にも良い名前と言えないとは言えませんが、彼はヤリての経営者だと思いますし、私自身も尊敬に値する人物だと評価しています。
ここで九星気学でも鑑定してみましょう。
生年月日は1976年11月16日であるため辰年の”六白金星”です。
ここでも不思議な事に”六白金星”が出てきますね。
しかし、その人生は全て順風満帆とはいかなかったようです。
にちゃんねると言えば、訴訟問題と言う印象を強く持っている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
彼自身が、数多くの企業や団体、個人から数多くの訴訟を受けており、その多くで敗訴が決定しています。
一時期”損害賠償金5億円”と言う話まで飛び出していました。
当時、彼は「払う義務はない!」と未払いを続けており、現在もそれを突き通しているのかは分かりません。
現在は、フランスのパリ在住と言う事を伺っております。
辰年の六白金星の特徴
インテリジェンスに溢れ品位を重んじる傾向を示します。
人の下で動く事を極端に嫌い、思い立ったことは貫く強い意志の持ち主を示します。
しかし、やや慎重さに欠けると言う点と自分の非を認めないと言う欠点があります。
なんだか西村博之様をそのまま言っているんじゃないかと言う様な内容で私も驚きを隠せませんが、忠実に占いで出た結果を出しています。
そして、もっと面白い事に姓名判断でも整合性が高い結果が出ています。
人格の鑑定内容は上記と同様なのでここでは記載いたしません。
六白金星の総格28画の鑑定
総格に28画が存在する場合、大凶運として扱われます。
頭脳明晰で独自の感性、純粋さが特徴ですが、運気が崩れやすく周りにいる人の運まで下げてしまう傾向があります。
特に、病難と対人運の低下が著しく注意が必要です。
受難を回避するためには好きな道を選ぶことが唯一の方法です。
好きな仕事や趣味に打ち込めるなら、運の上昇と同時に周囲への悪い影響もなくなります。
もしかすると、好きなインターネットの世界を仕事にしたことが彼の人生のターニングポイントだったのかもしれません。
意外と占いって当たるもんだな~と実感されたのではありませんか?
さて、続いてはダークな人物を鑑定してみたいと思います。
それは、犯罪者の鑑定です。
大吉数でも犯罪を犯すの?
今回、ご紹介する人物は、「植松聖」被告人です。
彼の事は、多くの人が覚えているのではないでしょうか?
相模原障害者殺人事件という戦後最悪の事件を引き起こした人物です。
彼の名前を純粋な姓名判断を見てみると不思議な事に大吉数を示します。
総格は33画で大吉数、人格が21画で吉数、三才においても大吉配列となります。
そして、九星気学では巳年の二黒土星を示す結果となりました。
それでは、見ていきましょう。
巳年の二黒土星の鑑定
企画力に長けおしゃれなプランナータイプです。
ただし、決断力と実行力が乏しい為計画倒れになる事もあるでしょう。
また、疑い深く、嫉妬心が強く、他人の短所を指摘する傾向があるので注意が必要と出ます。
二黒土星の総格33画の鑑定
非常に輝かしい盛隆運の暗示があります。
人生に果敢に挑んで素晴らしいほどの発展をし、社会的な地位や名声を手に入れるでしょう。
しかし、一気に成功の階段を駆け上っていくので、人によってはその急激な変化に体が対応していかない場合もあります。
その為、運が急落する場合もあります。
一端、運が転落すると大打撃を受けかねないので要注意とでます。
その場合、あらゆる運勢の欠点が強く出てしまう傾向にあります。
もしかすると、当時の植松被告は、運が急落していたのかもしれません。
二黒土星の人格21画の鑑定
21画は、独立心旺盛で意志が強く、どんな困難な窮地に陥っても、困難に立ち向かう強い信念で突破する人と出ます。
しかし、この画数には欠点があります。
人に左右されやすいと言う事と、人を見下しやすい和を欠く可能性があります。
実力が伴わない内は、敵を作りやすいので注意が必要です。
これらを総合的に考えると例え強い運を持っていたとしても、その強さゆえに運があらぬ方向へ流されていたのかもしれませんね。
姓名判断だけでは、理解できる幅は限られてきてしまいますが、複数の占いを同時に併用して複合鑑定を行うと見えてくるものも多くなると思います。
最初は慣れていないので難しいと思いますが、是非姓名判断だけでなく他の占いと一緒にあなたを占ってみてはいかがでしょうか?
今日はここまで!
最後までお読みいただきありがとうございました。
それではごきげんよう✨