どうも、占術家の仙翁です。
この記事をお読みのあなたは、きっと手相に興味があり、それを学んで見たいと思っている方が多いのではないでしょうか?
手相を学ぶといえば、すぐに生命線が長ければ長寿で〜・・・とか、感情線が二股に別れていると朗らかな自己アピールが得意な人〜・・・などすぐに実践を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
実践を学ぶと言のは、楽しい事ですし、すぐに活用できます。
ただ実践は、陰陽で言うと「陽」の部分です。
花で例えるなら、陰はタネ、陽は花です。
どの様な花が咲くかを知らず、花を育てるのはそれはいささか浅はかな様な気がします。
そこで、今回は手相の陰の部分(陰=タネ)である。
概念についてご紹介していきたいと思います。
1.手相とはどんな占い?

この世には、八百万の神が存在すると言われていますが、昨今では占いもそれくらいの数があると言ってもおかしくないかもしれません。(ちょっと言い過ぎかもしれませんが、多いですよね〜笑)
多く存在する占いですが、特徴を分類すると4つに分類できます。
「靈・命・相・卜」の4分類です。
占いに初めて触れると言う人は、この分類をいた事がないかもしれませんのでその特徴と由来をご紹介いたします。
靈(霊:レイ)

占いにおける「靈(レイ)」とは、霊感の事です。
いわゆる目に見える系の除霊師や祈祷師、千里眼などもこれに当たります。
ほとんどの場合が、生まれ持った能力によって悩みを解決させる事に特化した占いに当たります。
有名人では、オーラの泉で一躍有名になった、江原さんや美和さんは有名ですよね!?
ただし、沖縄の「ユタ」は後天的に特殊能力を得る様ですが、必ず能力を得る前に原因不明の高熱を出すと言うイベントが発生する様です。
この霊の占いを受ける場合は、完全主観のお仕事ですから霊感商法もそれなりに多いと言うことを承知の上で自己責任で受けられる場合は、受けてください。
命(メイ)

命とは、生を受けた日、時間、場所などを使って占う方法です。
代表的な占いは、星座占い、算命学、四柱推命、九星気学など誰でも一度は聞いた事がある様な占いが軒並みライなんナップされています。
特徴としては、他の占いと比べて生年月日を使うところにあります。
非常に簡易的でとっつきやすく、誰でも簡単に使えると言う点も特徴と言えるでしょう。
特に、九星気学はメイド・イン・ジャパンの占いとして有名で日本の占い師のほとんどが九星気学を使って鑑定しているのではないかと思えるほどの普及率です。
とても簡単でわかりやすいのであなたも、一度九星気学の本を手に取り自己鑑定してみる事をお勧めいたします。
相(ソウ)

続いて、相の解説です。
御察しの方もいるかもしれませんが、手相はこの相の占いに分類されます。
相とは、表に出てくるものと言う意味があります。
つまり、根本である中身が変化すれば表に出てくる「相」も変化すると言われています。
相は、鑑定結果が変化する占いであると言う事を理解しておいてください。
その変化する割合は、個人差があり、2〜3ヶ月で変化する人もいれば、何10年と全く変わらない手相もあります。
私の経験では、
3ヶ月〜半年で変わる人が多い様な印象を持ちます。
この相に分類される占いは、手相、人相、家相、墓相など様々な相と付く占いが存在します。
どれも、一長一短でできる占いではなく、長年の経験や知識が必要とされる少々難易度が高い占いです。
上達すればそれなりに鑑定する事もできる様になるでしょうし、多分に応用が効くため役員研修に使う企業もあるそうです。
また、アメリカのFBIは、人相を使って相手の性格や行動を分析する独自の捜査方がある様でその内容は極秘とされています。
ビジネスから犯罪捜査の現場まで幅広く活用の場を広げられるのが「相」の特徴と言えるでしょう。
少し興味があられる方は、手相の見方から学ばれて見てはいかがでしょうか?
卜(ボク)

卜は、卜占とも言われる占いの種類です。
邪馬台国の卑弥呼も使った占いと言われています。
亀の甲羅を火にあぶりその割れ方で吉凶を占うと言う方法が当時は主流だった様で「亀卜(キボク)」と言われています。
この卜は、偶然という概念はなく、全て偶然を装った必然「セレンディピティー」の思想をもとに行われる占術です。
したがって、今の現状やその場の気を読み解く事に特化した占いといても良いでしょう。
これも、長年の経験と知識が要求される占いの一つです。
この卜に分類される占いは、タロッド、易、ルーン占いなど様々ですが、何かしらの媒体を用するというのが特徴です。
さて、これで手相が占い全体からいた時にどこに位置するのか理解できたのではないでしょうか?
ちなみに私の一番得意とする「姓名判断」は、相に入ると言われています。
しかし、私個人としては、命にも分類できるし、相にも分類できると考えています。
この分類は、霊・命・相・卜の順に占える時期が短くなります。
長期的なスパンを占いたければ霊や命の占術を、短期的に占いたい場合は、相や卜の占術を活用して見てください。
2.手相の種類(西洋手相と東洋手相)

この記事をお読みのあなたは、少しばかり手相を学んだ人がいらっしゃるかもしれませんね。
そういった方のほとんどが、西洋手相術を主に学んでいるっしゃると思います。
でも、手相は大きく分けて2種類に別れるってご存知でしたか?
その手相の特徴や解説は、手相の見方で詳しくご紹介していきますのでここでは、触りて度にとどめておきますね。
一般的に普及している占いで、手相と言うと西洋手相術を指します。
手相芸人の島田秀平さんが、テレビなどで(モクセイキュウ)がとか、太陽丘がなど太陽系に属する星の名前を並べて鑑定している姿をよく目にすると思います。
この方式で鑑定している場合は、確実に西洋手相術を使っています。
まだ、イメージがつくにくい方は、お近くの本屋によって手相の本を立ち読みしてみてください。
おそらく、どれも西洋手相術について記述されていると思います。
もう一つの手相は、東洋手相術です。
この手相術は、易経や人相学との関係が強く、西洋手相術で見られない気血血色法という肌の色やシミ、シワなどを見て、運命や現在の健康状態を把握する事に特化した方法の2種類が存在ます。
特に、東洋手相術は、かなりの経験が必要とされ、西洋手相術で数年修行を積んでから東洋手相術を学ぶプロも多いです。
経験をつみ、コツを掴んでくると西洋手相術以上の的中率を誇っているとも言われています。
ただ、かなり複雑で西洋手相術で使われている用語がほとんど出てきませんし、同じ線でも違う意味があったりという事もしばしばある為途中で投げ出す人も多い難解な手相であるという事も覚えておいてください。
手相の的中率とは
先ほど、手相の的中率について少し触れましたのでその事についてもご紹介しておきたいと思います。
まず、最初に元も子もない話をしておきますが、的中率は正直いって経験です笑
(※ここで言う的中率とは、的を得た回答だったと顧客が感じたと言う回答の事を言う-ビジネスに効く手相と占いより抜粋)
経験が少ないのに的中率だけ高いのは、話術でなんとかしているか持ち前のポテンシャルが凄まじいかのど地下だと思います。
ですが、手相素人でも平均して30%程度の的中率はあると言われています。
野球選手で例えるなら一流打者です。
そう見ると手相と言う占いが、体系化されていると言うことがわかると思います。
また、以前参加した勉強会での話です。
それは、手相の勉強会ではありませんが、とある占い師向けの勉強会で講師が的中率についてこういっていました。
「3ヶ月で30人の鑑定をおこなてください。その顧客の60%以上が満足行かないと回答する場合は、あなたは占い師に向いていませんので諦めてください。」
と言っていました。
プロとなれば7〜80%程度の的中率を誇るのは当たり前だと思いますが、4〜50%程度に落ち込む人もプロとして活動していると言う話を聞いた事もあります。
ちなみに、私の場合は、○(満足した)×(当たってない)△(どちらとも言えない)の簡易的な方法で感想を聞いておりまして、鑑定歴5年で3年前から統計を取り始めた結果70%近くの○をいただいています。
ちなみに、私の祖母は、姓名判断のみで50年近く占い業を営んでおりますが、その様な統計はめんどくさいから一切とったことがないといです。
しかし、県外や海外からもお客はおらっしゃいますし、毎日占いに関する何かしらの電話が鳴っています。
よく、祖母が言ってるのは、当たるとか当たらないとかそう言うのは、ちょっとおいといてスッキリできたか、明日のやる気が出てきたかどうかで占いをみてください。
と言っています。
きっと占い師は、的中率も重要なのでしょうが、人間性や生き方、溢れ出るオーラの様なものが重要なのではないかなと祖母を見ておりますと感じます。
3.手相を見るときに必要な道具

手相を見る際に必要な道具は、実を言うとありません。
机と椅子、看板があったらいい方ではないでしょうか?
強いて言うなら、虫眼鏡や手の平を照らすライトなどはあってもいいかもしれません。
これは道具ではありませんが、最も重要なのは、占い師の経験と知識、そして何よりも自信です。
もしも、この記事をお読みでプロを目指している方がいるのであれば、自信がつくまでは料金をいただかない形で来客されやすい手相の傾向を分析したり、どの様な悩みが多いのかなどのアンケートを取ってから初めて見るのもオススメです。
4.手相を見るときの心構え・注意点

手相を鑑定する際に必ず押さえておいてほしい心構えがあります。
それは、人を決めつけるものではないと言う事です。
こと占いに限らず、なんでもそうですが、言葉は人をおおいに傷つけます。しかも意図していない部分で簡単に知らず知らずのうちにです。
そんな占いですからプロはもちろんの事、趣味で占っていたとしても、言葉選びは本当に慎重になった方がいいと思います。
また、占いは何の資格も必要のない不安定な立場にある職業です。
その為にいろんなシガラミがないと言っても良いかもしれません。
だからこそ、顧客の対応には十分注意する必要があると思います。
今の時代簡単に訴えられますし、万が一裁判になって負けでもしたら損害賠償や悪くすると詐欺罪で実刑判決を受けるかもしれません。
これは極端な例ですが、実際にその様な事態に陥った占い師は私の周りにも数名いらっしゃいます。
お恥ずかしながら私も、損害賠償や訴えられると言うところまではいっていませんが、もう少しで残りの人生を棒に振ってしまいかねない事態に陥った事があります。
それは、私の未熟さが招いた事もありますし、いろんな意味でタイミングが合ってしまった事も原因です。
そのせいで大切な仲間や友人をなくす事にもつながりました。
唯一そんな私のそばから離れる事なく、仕事を教え続けてくれたのが、私の師匠である「甲本侍滝」さんです。
師匠の教えの中でいつも口すっぱく言われるのが、「商売は、信用と信頼が一番!」と言う言葉です。
あなたも、信用と信頼を積み重ねていってください。
そうするとあなたのお客さんは、あなたに好意を抱くはずです。
好意を抱かせる事ができればどんな事でも成功できます。
参考にしていただけたらと思います。
5.手相鑑定師になるには最低何人見る必要があるか?

手相の鑑定において、何人鑑定したらプロと言われているかと言うと・・・。
占い師には必要な資格が一切存在しないからです。
独学で始めて、何10人〜何100人か鑑定した後、開業すると言う運びが今までは一般的でした。
ただ、各地域に占い師を養成している民間施設が有ったり、占い師が開催する占い教室などで学んで独立していくと言う運びが最近では一般的です。
もし、ご興味のあられる方は、受けられて見てはいかがでしょうか?
ちなみに、占い芸人で有名になった、ゲッターズ飯田さんは、独学で勉強されていった占い師です。
彼は、占いでお金をもらうまでに家族、友人を含めて「3000人」を鑑定し、独自の占いを体系化させ有名になった占い師です。
私の場合は、3000人とまではいきませんが、祖母の代から占い師の仕事を拝見していましたから正確に何人鑑定していたか覚えていませんが、占いを本格的に始めようと50人を占い傾向を掴んで本格的に占いを始めました。
もしも、あなたが、占い師を目指しているならまずは、50人を目指して見てはいかがでしょうか?
それでは、今日はここまで!
最後までお読み頂きありがとうございました。