どうも、占術家の仙翁(センオウ)です。
姓名判断は、
占いの中で非常にポピュラーで歴史の古いものの一つですから
知っている人も多いと思います。
しかし、姓名判断の流派がどうやって発生してきたのかを
知っている人は少ないのではないでしょうか？
今回は、代表的な流派をご紹介すると共に
開祖と成り立ちも記事内でお話しさて頂きます。
それでは、最後までお楽しみください。
Contents
姓名判断とは・・・
姓名判断とは、
名前の画数を見て運勢を判断する占いというのはご承知だと思います。
しかし、見るのはそれだけではありません。
漢字の画数・意味、それぞれの組み合わせ、
名前をひらがなに直した時の読みやすさ(音占い)、
などなど見るポイントは多岐に渡り、
流派によっても微妙に違います。
日本における開祖は、
熊崎健翁(クマサキ・タケオ)氏です。
熊崎式姓名判断といえば占い師の中では有名な人物です。
姓名判断で分かることとは？
姓名判断で分かる事は、
「性格・運命・才能」です。
それらを組み合わせたり、
深く読む事で「恋愛・結婚・仕事・人間関係」の
運勢を知る事ができます。
中でも、特に相談が多いのが、
恋愛運と結婚運で、相手との「相性」に関する相談が多いと言います。
この様に姓名判断で読み解ける運勢は、
多くほとんどの運を占う事ができます。
また、昔からこの占いが人気なのは、
一度鑑定すると変化しない占いだからだと思います。
手相や人相などは、変化する占いです。
その為、姓名判断に比べ習得が難しく、
5年以上は下積みをしなくてはいけないとゆっている占い師もいるくらいです。
一方で、姓名判断は、わかりやすく、
法則さえ知ってしまえば誰でも簡単に占えることから
周知されやすかった為人気が高かったのだと思います。
どんなに複雑な相談でも、
具体的かつわかりやすく解説してくれるのが姓名判断です。
名前とは、人を区別する為のものだけではなく、
その人のことを知る重要な情報になります。
赤ん坊の名前をつける時に重要視する理由もよくわかりますね。
姓名判断の流派の特徴
先ほど姓名判断の流派で見方が少し違うという話が出ましたが、
それぞれの流派とはどんなものがあり、
どんな特徴があるのでしょうか？
まず、流派から見てゆきましょう。
姓名判断の流派とは・・・
姓名判断の流派は、
大きく分けて3つの流派が源流となっています。
新しく出ている〇〇式姓名判断というのは、
この3つの姓名判断を元に作られています。
特に熊崎式は、姓名判断の中で最も古い占いです。
実は私の祖母は、
熊崎式宗家の御令嬢から直接
姓名判断を教わった占い師の一人です。
もちろん私も、
その流派の息のかかった占い師で
姓名判断が１番得意な占いです。
各流派の成り立ち
●熊崎式の成り立ち
熊崎式の開祖は、
「熊崎健翁」という人物です。
彼は、明治後半に教職員として勤めた後、
新聞社に就職し、記者として活躍します。
昭和3年に記者時代から盛んに研究していた
易学の知識を元に「熊崎式姓名判断」を考案します。
これが日本における姓名判断の始祖となっています。
それと同時期に総合運命鑑定所である「五星閣」を設立。
現在でも、「五星閣」は存在し、
健翁氏の子孫が受け継いでいます。
●桑野式の成り立ち
桑野式の開祖は、
「桑野燿齊(ヨウサイ)」という人物です。
彼は大正5年、台湾の台南州で生まれます。
父親が台湾へ渡り技師として成功し、
隆盛を極めていたこともあって、
何不自由のない少年時代を過ごしました。
しかし、生来の病弱と恵まれすぎた環境に甘え、
仕事に専念するでなく自堕落な生活を送り、
とうとう不良の仲間入りをしてしまったそうです。
当時の両親の嘆きと心痛は、
大変なものだったそうです。
昭和20年、日本の敗戦。
それと同時に収入の道を絶たれ、
さらに財産も没収された一家は、
無一物で博多へ引き揚げ、
どん底の生活へと陥ります。
それまでの環境から一変、彼は長男として、
生きていくために否応なく働いている中で
「このままでは駄目だ、自分を変えなければ」と、
ようやく気づきます。
これまでの性分を絶ち、
強い意志を持つため、
母が諭してくれた教えに従って、
次のような願いをかけたのです。
”向こう十年間は決して風呂に入らないこと。
篠栗の滝(福岡県粕屋郡篠栗)まで十五里の道を歩き抜き、
滝に打たれる行をおこなう”
桑原氏は、夏も冬も毎週通い始めた事がきっかけで
徐々に幻影(霊能力)が見えるようになったそうです。
見えた内容を独自に解釈して相手に伝えると、
それが実によく当たるので相手は驚き、
噂が噂を呼んで人が集まり盛況だったと聞いています。
しかし、幻影を頼りの霊感占術は、
体調に大きく左右され当たる時は当たるが、
全く的を得ていないという事もしばしばあったそうです。
そんな折、姓名判断(おそらく熊谷式)に出会い
その知識を元に作ったのが、「桑原式姓名判断」
となったといわれています。
上記の図でもあるようにあまり人気がないのは、
複雑な鑑定法に加え桑原氏の霊能力あっての
姓名判断だったと考えられます。
我々、凡人では見えない部分が多すぎる為、
あまり当たらないとされているのかもしれません。
しかし、こうやって世代を超え流派として残っている訳ですから
桑原氏の鑑定方は素晴らしいものだったと考えられます。
●吉元式の成り立ち
吉元式の開祖は、「吉元鑑織(アオリ)」という人物です。
昭和35年、石川県に生を受けます。
10代の頃から姓名学を学び、
20代では、プロとして活動します。
平成12年にローマ字を加えた姓名判断を世に出し吉元式を確率させます。
平成17年、吉元式 線優 株式会社を設立し学長として
セミナーや内弟子の育成と研究・鑑定に専念されております。
現在では、多数の占いコンテンツを企業と共同で作成しておられます。
3つの流派の中では新参者ですが、
非常にメディア露出が多く、
認知度が高いことから人気は高いと思われます。
姓名判断の凄さがわかるエピソード
私の祖母(熊崎式鑑定歴50年)が鑑定した結果を聞いて驚愕！
私の祖母は、先にも述べたように熊崎式の宗家から直接指導を受けた姓名判断師です。
おばあちゃんが、テレビを見ながら、
「この人は、名前がすごく良いからこの後凄い事する人だから見とかないかんよ」
こう呟いたのです。
そこには、2006年に証券取引法違反の罪で逮捕された「堀江貴文」氏が映っていました。
その時は、何となく聞き流していたのですが、
祖母がそう呟いたのが頭のどこかに残っていました。
そして、彼は刑期を終えメディアに出てきたと思ったら
今度は宇宙事業を始めるなどマルチな活躍を見せています。
熊崎式は本当に当たるなと実感した瞬間でした。
→堀江貴文さんを姓名判断した記事があります。
ご興味がおありでしたらぜひご覧ください。
私が経験した姓名判断の凄さ！
私事で大変恐縮なのですが、
私の友人の結婚式の余興で
30年らい熊崎式を扱う姓名判断師をお招きした事があります。
私も占い師として余興にも
参加したのですが、
手相を見ることのできる占い師が
いなかった為、手相鑑定師しとして
参加していました。
会場には、200人程度参加しており、
全員に姓名判断の鑑定書を作成し、
受付と同時にお渡ししていました。
その鑑定書の左上には、
番号が記載されており、
その番号を使って余興が
進行して行くと言う内容でした。
余興がスタートすると、新郎新婦が番号の書いたボールを
箱から取り出しその番号と同じ人物を即興で
より詳しく占うと言う内容でした。
その即興占いが、びっくりする程当たるので
余興は大盛り上がりです。
例えば、家族に恵まれない女性の画数が、
後家運の強い名前だったり・・・
いつも金策に困っている友人の名前には、
金運と縁が遠いと出てきたり・・・
相性の良い二人が後日結婚していたりなど・・・
(これは後日談です。)
もちろん中には、外れていると言っている方も数人いらっしいました。
余興が終わり私とその占い師が、
自分の席へ着くと即興占いをしてもらえなかったお客さんが
波のように押し寄せてくるんです。
それを見かねた新郎新婦が、
二次会の余興でもぜひ鑑定して欲しいと
ゆわれ私たちは予定にはなかった二次会の
余興も担当する事になったのです。
これが私がまじかで見た姓名判断の凄さです。
姓名判断を受けたい場合はどうしたら良い？
ここまで見てきて姓名判断を受けたいと感じた人は多いと思います。
そんな方は、手軽に自宅でいますぐ受けれる電話占いが良いでしょう。
でも、数十社ある占いサイトから有名な、
もしくは自分にあった占い師を見つけるのは至難の技です。
そんな方には、
私が受けてみてこれはすごいと感じた方を３名ピックアップした記事があります。
それをご覧になってから
判断してみてはいかがでしょうか？
記事のリンクを下に貼っておきますのでぜひご覧ください。
お読み頂いた感想を頂けますと励みになります。
どうぞご意見をお聞かせください。
それでは今日はここまで！
最後までお読みいただきありがとうございました。
