どうも、ごきげんいかがお過ごしでしょうか?
占術家の仙翁(センオウ)です。
一般の手相家達が、どちらかと言うと軽視している鑑定法があるんです。
火星平原があるんです。
火星平原だけをこんなに長く話せる人は多分私だけのような気がします(-‣-)
あんまり手相の教本にも載っていないですからね!
ブロブで載せている人はもしかすると私だけかもしれません。
これは、手相をやっている人からするとあんまり暴露されたくない事実なんじゃないかな?
・・・と以前私の師匠が言っていました!
と言う事で今回は火星平原の鑑定法です(笑)
各種色んな所からお叱りがあるかもしれませんが、その時は皆さん助けてくださいね~(笑)
Contents
火星平原ってどこ?
火星平原の場所は、言葉で説明するより上の画像を観てもらった方が分かりやすいと思います。
これは火星と言う言葉が付くだけあって西洋手相術に帰属します。
教科書的には、各惑星丘領域について説明しましたが、そのどの惑星領域にも属さない掌の中央部を西洋式手相術では、「火星平原」と言います。
「平原」とは「丘」の対義語で、つまり盛り上がりの少ない領域の事を指します。
しかし、それだけではなぜ火星という名がつけられたか分かりませんね。
これは占星学的に火星の影響を強く受けやすく、社会的な活動力やエネルギーと深く関わった事象が示される領域だからと一応の決着がついています。
ここがの窪みが深いと今のエネルギーや運氣が下がっている事を意味し、逆にこの部分のくぼみが浅くなっている場合はその時のエネルギーと運氣は好調と言う事になります。
これは、面白い事に当たっているように思えます。
私は以前もご紹介したように知識をうのみにするのではなく、実際に自分の体で実験し、線が変化し周りの状況が好転してく状況を体験しました。
手のツボからも手も、この部分は肝臓と胃・腸が関係する部分です。
ここに脈動が見られる静脈が存在する場合、「肝臓の病気を疑え!」と言えるほど重要な部分です。
医学的にも、肝臓が障害されると集中力の低下や耐久性の低下が認められますし、腸が障害されると幸福感を感じられなくなったり、疲労がたまりやすくなったります。
この部分が、どれくらいその医学的事象と相関があるかと言う研究を私は見たことがありませんし、私自身も研究を行った事がありませんので明確な解答を提示できません。
しかし、継続的に鑑定している方の手を見ると「調子いいんだな~」とか「調子悪そう・・・」と言う判断をここだけでもできます。
つまるところ・・・手相家は(火星平原を見れる人に限りですが)この部分でその日のお客さんにどんなことを言ってあげるといいのかを図っています!!
この表現でいろいろ察していただけるとありがたいのですが・・・(笑)
火星平原は2種類に分けれる!
火星平原には「火星三角」と「火星四角」にわけることが出来ます。
火星平原の鑑定方にこの二つの火星平原に基づく三大線の総合観察法と言うものが存在します。
私は以前、手相は西洋式と中国式(和式)に別れますよと言う事を書いたと思います。
西洋式は占星的解釈として広まり、中国式(和式)を易学的解釈として広まっていったとご紹介しました。
ですから私は、占星学的解釈を掌線判断に易学的解釈を血色判断に活用すべきではないかと考え鑑定を進めてきました。
やはり、線を見る際には点と点がつながって線になるわけですからその点がどこに存在しどこへ向かうのかを明確に判断しするためには西洋式が優れています。
火星四角
その火星平原の上部、感情線と頭脳線に挟まれた部分が「火星四角」になります。
火星三角
頭脳線と生命線、それに健康線よって形作られる三角領域が火星三角です。
そして、この火星三角はより深く分解できます。
頭脳線と生命線の分岐角を「上角」、頭脳線と健康線が交わる内角を「中角」、生命線と健康線が形作られる内角を「低角」と言います。
そこに手首から出ている(出ていない場合もある)線が刻まれている場合、その土星線と頭脳線と健康線とによおって作られる線を「外部三角」とします。
下図に緑色で外部三角を示します。
図には示しませんが、生命線から出発する運命線がある場合は、内部三角と名称が変わります。
この、内外の三角を取り上げている手相書で見かけたことはありませんが、実占上では非常に有効的な手段と言えます。
実際に数多くの手相に対して「外部三角」と「内部三角」の存在を確かめてみればわかる事なんですが、面白い事に本家の火星三角形よりもキレイな三角形であることに驚きます。
感覚を大切にする手相家にとって三角形や四角形と言う表現を聞くと理論的でお堅い印象を受けるかもしれませんが、実際の鑑定の場においては有効的です。
しっかり把握していただきたいと思います。
理想的な火星平原
理想的な相はどんな手相ですか?
と言う質問を良く受けますが、一言で非常に簡単に解答するとすると「バランスの取れた手相」というのが非常に理想的でしょう。
今回の火星平原に関しても同じことが言えます。
この相に関してのよりバランスの取れた相と言うのは、火星三角と火星四角の面積はほぼ同一になることが望ましいとされています。
また、その場合の火星四角形は完全な四角形にならずに、左右が広く、その中央部分がやや狭くなる方が望ましいとされています。
火星三角も同様に完全なる三角よりもややゆがんだ三角形の方が幸運をつかみやすいとされています。
但し、先ほど出てきた内部三角と外部三角は例外です。
定規で図った様な二等辺三角形が理想的です。
火星三角や火星四角を含む火星平原は、本人における「社会生活」を意味します。
つまり!
社会的な成功や失敗であるとかが最も端的に観ることが出来る部分です。
ね?
ここまで読んできてよかったでしょう?
どの線を見るよりも非常に簡単に観ることが出来ます。
良く、四肢に近い土星丘や太陽丘などの領域が世間的成功や失敗の表示区域であると書いてある手相書がほとんどですし、おそらくほとんどの手相家がそんなことを言うと思います。
それが、まったくの間違いであるとは言えませんが、私が見てきた中で丘で見るよりも火星平原で見た方が結果的に的中率が上昇します。
私の師匠もこちらの方が社会的活躍を見るのであればここが最良のバロメーターだと言い切っています。
領域別で見る相の意味
火星平原を領域で見るととても面白いです。
ここからはあなたもご自分の手と比較しながら見ていただきたいとおもいます。
火星四角の領域
本人の顕在意識の中になる「社会的な交際領域」であると同時に第三者への度量の範囲でもあります。
火星三角の領域
本人が自分の意志で行う「社会的な行動領域」であると同時に社会的な視野と自己顕示の範囲でもあります。
大まかな手相領域判断法
ちなみに大まかな領域判断として、上図の様なとらえ方もできます。
つまり火星平原は「社会生活」を意味し、
生命線内部は「家庭生活」と「健康生活」を捉え、
感情線内部は「愛情生活」と「情緒生活」を示し、
月丘と第二火星丘をあわせた領域が、
「精神生活」を表しています。
最後に木星丘部が「信仰生活」と言う領域分けになります。
この信仰生領域は、思想生活ともいわれます。
もちろんこれは大まかな分類なので、愛情の活動を表す線が精神領域に出てきたり、健康を表す線が愛情領域に発生する事もあります。
ただ、誤解していただきたくないのが、それでは手相の教本に書いてある内容はでっち上げなのか?
と勘違いしていただきたくないのです。
教本は教本で実際の鑑定でも使える内容が多いものばかりです。
でも、実占の中ではそれは補助的な役割であると言う事です。
今日ご紹介した内容を一つの目安として覚えておけば役立つと思います。
それでは今日はここまで!
最後までご精読ありがとうございました。
今日も最高の一日が終わる✨
私は本当に幸せ者です。
親愛なるあなたに幸福が訪れますように☆彡
🍷 愛を込めて カンパイ 🍷
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