どうも、ごきげんいかがお過ごしでしょうか?
占術家の仙翁(センオウ)です。
今回のテーマは「陰陽五行と東洋医学と食べ物の効用」です。
中国医学は、最近注目を浴びてきましたね!
あなたは、聞いたことはありませんか?
「未病」とか、「漢方医学」とか、「自然療法」などの単語を聞いたことありませんか?
実は、この用語はすべて中国医学から派生した言葉です。
そして、その中国医学の基礎が実は「陰陽五行」なんです。
以前、陰陽五行の成功法則という内容で執筆させていただきましたが、その時も陰陽五行を題材に取り上げました。
今回は、その続編です。
日本の整体や気功療法に多大な影響を及ぼしている陰陽五行は、春秋時代より長く語られてきた。
東洋の英知です。
その英知であなたも明日から健康的な生活を送れます!
Contents
中国医学と現代医学の違い
中国医学は、中国を中心にそこに住んできた人々の経験と知恵の結晶です。
したがって、よく中国医学は、経験医学と言われます。
それは、臨床実験の蓄積で培われた知識と知恵と経験がそこには書かれています。
臨床実験とは、ある患者が高熱を出したとします。そんな時、これを食べればよくなった、逆に悪くなったを繰り返し何百人も統計を取るとどうやらこの木の根みたいなものを食べいる人は死なないらしいぞ!
それが、現在でいうところの高麗人参だったりするんです。
そのような、長時間の観測をもとに実施していく統計の取り方を観測型検証実験と呼びますが、統計の研究のなかでこれが一番信頼性が高く信憑性があると結論づけれます。
なぜなら、何百人と言う人の一生を観測し続ける気の遠くなる作業をまめに実施していたのですから。
ですので、中国医学は東洋医学の範疇に入るのですが、東洋医学の中で一番信憑性が高く信頼に足る医学と言われています。
もちろん、そのころは今みたいにお薬があるわけではないので、すべて食べ物で病気を直していました。
これのデータがどんどん蓄積して行って、どうやらこの病気にはこの食べ物が効くらしいと言うことで漢方がつくられました。
現在では、それを担うのがサプリメントですよね!
でもここで、「なんでそんなにすごい医学が今まで日の目を見なかったのか?」と疑問に思いませんか?
当然の事だと思います。
現代医学の出現
中国医学が、現代に至る間に衰退した大きな原因は、中国医学の最大の武器「観測実験」が弱点になってしまったからです。
現代に至るまでに、技術はどんどん進歩し、どんどん効率性と最短の結果を求められるようになりました。
それに引き換え中国医学は一つの統計を取り終わるのに60年~80年かかる場合もあります。
そして、計測している人種はほぼほぼ「漢民族です」日本人の私たちには上手くおおよそ適用されるかもしれませんが、アメリカやヨーロッパ諸国の人たちにその統計が当てはまるかどうかはわかりません。
なぜなら、食べるもの、気候、体格までもが違います。じゃあその人たちの統計も取ろうとなると・・・
もう明日死ぬかもしれないって人はそんなに待てませんよね?
したがって、この統計法はどんどん衰退していったのです。
そんな時打って変わって出てきたのが、西洋医学です。
この西洋医学は、現代医学と言われ私たちが、「風邪を引いた~」と言って病院に行くと薬が出てくるでしょ?
病気の原因を発見し、それを死滅もしくは収束させるためだけに特化した医学です。
試験管の中で、これとこれを合わせるとこの菌が死滅する!
そんなケミカルな実験に頼る事で、観測統計より早く、より大衆向けに治療を施せると言うことで技術発展とともに世界に普及していきました。
大きい声では言えないけど
でも、最近では西洋医学も東洋医学っぽくなってきたんですよ!
その証拠が、このレポートです。
1975年に発表されたマクガバン・レポートと言う論文です。
ぜひアプリで和訳して読んできただきたいと思います!
この論文は、薬だ~と走っていた西洋医学に警鐘を鳴らす論文で一時、封印されるほどのレポートだったそうです。
この論文の内容を要約するとこうです。
世界中の国と地域を回り、病気のない国を探すと言う内容です。
そんな所あるはずないじゃん!と思うでしょ?
それがあったんです!
まず、癌が限りなく少ない国、脳卒中が限りなく少ない国などさまざまです。
マクガバンさんはそれらの国の食事に注目して研究しています。
特に、癌が少ない国には、びっくりですよ!
そこはなんとパキスタンです。
地名はフンザ村!あのジブリの大作「風の谷のナウシカ」のモデルとなった地域です!
そこの主食は杏子らしいですよ!
あすからあなたも杏子を主食にしてみてはいかがですか?
とここまでしゃっべて来ましたが、そろそろ陰陽五行の方に入らないとテーマが違うだろと言われそうなので陰陽五行に入りたいと思います!
続きが効きたい方は、メッセージくださいm(_)m
なんでもお話しますよ!!
陰陽五行から観た食事
以前、陰陽五行は陰陽説と五行説に別れますよ!
とお伝えしたと思います。
陰/陽は秋・冬/春・夏と別れています。
五行は木・火・土・金・水の五行に別れ、それぞれ生活に密接にかかわっていましたね!
五行の木には春が振り分けられ、火には夏、土には土用、金には秋、水には冬が当てはまります。
四季にはない土用はもともと各季節の変わり目18日間(旧暦では17日間)を指し、具体的には立春、立夏、立秋、立冬の前の期間に当たります。
このうち夏の土用は「季夏」とも言われ、土用=夏の土用を指す場合が多くなりました。
他にも、中国秦の時代に編集された「呂氏春秋」には、様々物に五行を当てはめています。
家畜に振り分けた「五畜」、内臓に振り分けた「五臓」、臭いの「五臭」、音の「五音」、そして五味や五穀もその一つです。
五味=木酸・火苦・土甘・金辛・水鹹(塩辛い事)
五穀=木芒(ボウ)・火散(サン)・土萃(スイ)・金房(ボウ)・水莢(キョウ)
を表します。季節に合った食事を心が得ると生活が充実します。
季節と食事と陰陽五行
春
春はいっぱい酸っぱいものと麦類を食べましょう。
春の味とは「酸」です。酸は万物が一斉に芽吹く事を意味します。
五穀の芒は、棘のある穀物を意味します。具体的には大麦・小麦です。
ここで夏の準備をします。
夏
夏は苦いものと黍(キビ)を食べましょう。
苦とは、勤苦を意味します。つまり苦しみながらも働く事です。
したがって、万物をよく養い成長させることを表します。
五穀の散は、のび散らばっている穀物を意味します。これには黍などが当たります。
黍団子やゴーヤちゃんぷるなどはいかがでしょう!
土用
土用の味は「甘」です。特に夏の土用はいろんなものが甘くなります。
漢方では、キャベツやイモ、果物のほか、肉、ウナギも甘味に分類されます。
甘味は氣や血を補うものとして作用します。
五穀の萃は細かい粒が集まった穀物を意味します。その代表が粟(あわ)です。
今年の土用の丑の日は30日です。
秋
秋の味は、「辛」だからと言って辛いものに走るとあまりよくありません。
秋は五行で「金」です。
金は万物を裁断する殺気があります。食べ物がその殺気に触れると、味が辛くなると考えられていました。
食べ物としては、コショウ、唐辛子、ニンニクなどがありいずれも胃腸を整え、体を整える作用があります。
おそらく当時の人も秋は食欲の秋と言うことで、食べ過ぎ腹痛を起こしたことからこの内容になったのではないかと私個人は思っています。
そして、秋の五穀は房です。これはゴマを意味します。
冬
冬の味は、鹹(カン)です。
鹹とは、塩からいことを意味します。
中華麺を作るときも「鹹水」と言う塩気の利いた水を使います。
食べ物では、みそ、しょうゆなどもこれに当たります。
冬は寒く固くなるのでその味が塩辛くなることから来ています。
つまり、冬に塩辛い漬物を食べることは陰陽五行の理にそった適した行動と言うことになります。
冬の五穀は莢です。
これは莢(さや)に入っている穀物です。
具体的には、大豆や小豆を指します。
これを煮豆や、みそ、豆腐などにして冬の鋭気を養うことが出来るでしょう。
いかがでしたでしょうか?
少し難しい漢字や言葉多くびっくりしましたか?
昔の漢民族はこんなことをまめに何十年、何百年とやってきたんですから驚きです。
それでは今日はここまで!
最後までご精読ありがとうございました。
今日も最高の一日が終わる。
本当に私は幸せ者です。
親愛なるあなたに幸福が訪れますように☆彡
🍷 カンパイ 🍷
まとめ
1.陰陽五行
2.中国医学
3.五味
4.五穀
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
明日の運勢
H28年7月25日(月)
総合運:☆☆☆
仕事運:☆☆
恋愛運:☆☆☆
明日の吉方位は東と西です。
明日は、12.24.36歳の方は、
両方とも吉方位です。
ただ、午前は避けた方が、
よいでしょう。
勝負事や争い事は避けましょう。