陰陽五行

陰陽五行説の”起源”

2016年7月17日

どうもごきげんいかがでしょうか?

占術家の仙翁(センオウ)です。

今回のテーマは、占い師なら誰しも知っていますし、あなたも
テレビや雑誌等で名前ぐらいは聞いたことがあるのではないでしょうか?

そのテーマは「陰陽五行」です。

占いやスピリチュアルの代名詞としても有名ですが、実は、その起源や由来については、口を閉ざされてきました。

そんな陰陽五行ですが、ふたを開けてみるとびっくり大手会社の社長や役員、起業家やオーナーなどが、そろって数10万するセミナーなどに参加し、この内容を聞いていたりするんです。

それはおそらく陰陽五行が、日本の政治や文化に大きな影響を与えていることに起因すると私は考えています。

そんな世界の英知を今回はあなたと語らいたいと思います。

Contents

陰陽五行とは...

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一口に陰陽五行と言っても実は、2つの考え方の集合だったってご存知な方は少ないと思います。

この陰陽五行は、もともと陰陽論と五行論の2つの哲学的論点から構成されていて、中国の春愁戦国時代に思想家たちがまとめたモノです。

こう考えていると、今の中国を見ているとあまりいい印象を持てませんが、当時東洋の文化を牽引していたのは中国だったんですね!

春秋時代と言えば紀元前770~紀元前221年の事と言われています。

ちょうどその時期に日本は弥生時代です。

やっと大陸から稲作が伝わり、道具も洗練されてきたそんな時代にお隣の大陸では、隊列を組み剣や槍、弓なんかを手に戦争してたと言うから驚きです。

その前は、日本は弥生時代ですよ!?

僕らは、竪穴式住居で海産類や木の実を煮立て「ウホウホ」言いながら生活してたわけですからね!

縄文から弥生の時代変化と技術革新を支えたのは大陸からの情報や技術だったんでしょうね!

これを読んでいるあなたが、女性の場合はあまり面白くないかもしれませんが、今日はそんな内容の話が続きます!!もう少しお付き合いくださいねm(_)m

と言うのも、こんな過去の話を聞いて面白い、参考にしようと考えるのは男性脳の働きが強いからだそうです。

ですから女性が面白くないと感じるのは仕方のない事ですね!

でも知っておくといい事ばかりですし、占いは哲学8割:感覚2割の世界ですから、少しこういった話を知っておくと哲学的思考が身に付きますので後々占いを見ていくと違う観点から見れますのでとても面白いですよ(^^)

話が脱線しましたね!戻しましょう!!

今では、陰陽五行と聞くと何かと占いとかスピリチュアルなどと連想される方が多いと思いますが、もともとこれは、儒学という列記とした哲学何ですよ。

あなたも学校で習ったと思いますが、西洋では、フロイトやユングなどが有名ですね、東洋では、孔子、朱子、老子、墨子、スウエンなどが有名な哲学者です。

日本の教育は西洋よりなので東洋の哲学を学ぶ機会は少ないんですが、生まれた地域は東洋なのですから東洋哲学者の名前は覚えておいて損はないと思いますよ。

陰陽論と五行論...

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先ほど陰陽五行はもともと2つに分かれていたと言いましたね!

陰陽論と五行論です。

中国は春秋時代には、多くの学者やたくさんの思想家が誕生していました。

その学者や思想家をまとめて諸子百家(ショシヒャッカ)と言います。

その中でいくつもの流派が生まれ切磋琢磨していたそうです。

孔子の儒家、墨子の墨家、韓非子で有名な法家、万物斉同で知られる老子や荘子などもこの諸子百家に属していました。

そして、互いの感性や自分たちの研究テーマを夜が明けるまで語り合っていたそうです。

そんな諸子百家の中に、五行学派や陰陽家が含まれています。

陰陽五行説はいつから誕生したかは正直定かではありませんが、春秋時代の陰陽家スウエンが独自にアレンジして体系化したものです。

それが、よく聞く陽転、陰転、木・火・土・金・水の原型です。

その体系図かれたものが、5~6世紀に日本へ渡りかの有名な「陰陽師」の走りとなったのです。

つまり、陰陽五行学=陰陽道と言っても過言ではないと言うことになります。

少し興味がわいてきましたか?

陰陽論とは...

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開祖は、伏義と言う中国の神話に出てく来る偉い皇帝が開祖としてよく知られていますが、正直なところ誰がいつこれを考えたのかは実のところ正確な文献が見つかっていないんです。

だから、神話のお偉いさんを開祖にしとこっか~って何とも中国らしいと言うかなんというかと言う感じですが、概念は広く伝わっているため文献は各種存在します。

そのかなでも有名なのが、孔子の編纂とされる「春秋」の注釈書「左伝」(紀元前541年ごろ)にこうあります。

天の六気と言う一説です。

「天の六気」とは、「陰」「陽」「風」「雨」「晦」「明」の事です。これら六つの気が天をめぐり、様々なものに働きかけていると記載されています。

自然の生成変化に必要な要素の一つとしてそれぞれとらえられていることが分かります。

つまり、紀元前6世紀ごろには、「陰」「陽」二つの概念が存在していたことになります。

陰について

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陰は、寒さ、冷たさ、地、月、夜、女、秋、冬、偶数

陰とは、暗く、重たく、吸収、停滞、忍耐、静寂、日陰を意味します。

少し差別的な要素も含まれて言いますが、女性性器も表しています。

陰の氣が強くなれば秋が来て蓄え、陰の氣がピークに達すると冬となり停滞するそのようなイメージを持っていただくと結構かと思います。

陽について

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陽は、暑さ、温かさ、天、太陽(日)、昼、男、春、夏、奇数

陽とは、明るく、軽く、放出、流動、発散、行動、日向を意味します。

それに加え、男性性器も表しています。

陽の氣が増すと春が来て行動をはじめ、夏が来て流動し発散するそのようなイメージを持っていただくとわかりやすいと思います。

五行論とは...

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五行論とは、もともと天をめぐる五氣を天が人間に与え、それを人間が活用することと言われています。

五行とは、私の書いている記事の中でも何度も登場するのでご存知かもしれませんが、「木」「火」「土」「金」「水」です。

五行についての最初の記述は、中国最古の歴史書「書経」に出てきます。

水には「潤下」万物を潤わせながら、高いところから低いところへ流れていく事

火には「炎上」燃え上がること

土には「稼穡(カショク)」万物を実らせること

金には「従革(ジュウカク)」形が改まって器となること

木には「曲直」曲がったり、真直ぐになったりすること

この五行は、良くギリシャの四第元素(火・水・土・空気)万物を生み出すエレメントと誤解されていますが、本来の五行は少し違います。

孔子の「左伝」に五材とあります。

つまり生み出すではなく、人間が生活していく中で欠かせない五つの道具や材料、と言う意味であったと思われます。

五行論は、何をどのように扱うと賢く生きれるかを説く生活マニュアルだったんですね!

確かに、その時代作物を作れるものが富の象徴であり、豊かな土壌を持っているものが、

豊富な人材と国力を有していたわけですからそんなマニュアルを出版したらそれはそれは喉から手が出るほど欲しかったでしょうね!

相生と相剋

陰陽五行を勉強していると必ずこの言葉に出くわします!

そして、大概の方がここを深く勉強していくとわからなくなり挫折する部分であもあります。

この図をご覧ください。

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黒い矢印は相生であり、白い矢印が相剋です。

簡単に言うと、相乗は「相手を立てる事」、相剋は「相手を弱らせること」です。

相乗の考え方

木をこすると火が生まれる。

火から灰が生まれ土に還る。

土の中で金は作られる。

金が器となると水気(結露)を呼ぶ。

相剋の考え方

木は土から養分を奪う。

土は水を塞き止め停滞させる。

水は火を消す。

火は金を溶かす。

金は木を傷つける。

となります。

中でも、水と火の相剋関係と火と金の相剋関係は大凶と言われています。

なぜなら他の木と土は回復可能ですが、消えた火はまた燃え始める事はありません。

溶けた金は元の形に戻す事は困難です。

そのように、元の状態に回復不可能な事象が存在するので大凶といわれています。

運氣を上げるためには?

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占いに行くとよく言われると思いますが、運気を上げたければ

陰徳を踏みなさい!とか、徳を積むことがとても重要ですよ!!

一度でも占いを受けたらこんな事をいわれたことがあると言う方は

結構多いんじゃないでしょうか?

でも実際、「陰徳ってどんな事をすればいいの?」と聞くと

「それはあなたの心がわかってる」とか

「自分で探すものですよ!」なんて回答が返ってくることがあります。

もちろんすべての占い師がそうではありませんよ!

そこで今回は、陰陽五行をテーマとして取り上げたので折角ですから

陰徳を積むベストな方法をご紹介します。

まず、陰徳って何?

って思いますよね(^^)

陰徳と言えば、人に知らせずひそかにする善行の事です。

簡単に言えばこれはある種生き方を表しています。

今回は、この生き方についてご紹介しましょう!

陰徳を積む生き方

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あなたは、成功体験って言葉を知っていますよね?

読んで字のごとく、成功を経験する体験です。

この言葉を聞くと、何が偉業を成し遂げるや、

起業し成功する!!

なんて言う言葉が連想できそうですよね?

もちろんそれもあります。

しかし、それはあまりにも偏りがちな気がします。

本来の成功体験の意味とは、何か目的をもって行動しその目的を達成することにより得られる体験なのです。

ですから、私は毎日、成功体験を味わってひとりで「ニヤニヤ」しています。

でもその成功体験には、正と負の体験があります!

正と負の成功体験

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成功体験があると言うことは、

失敗体験もあることはわかりますね?

私の鑑定にいらっしゃった方皆さんに

お伝えしている内容です。

例えば、横断歩道は日常よくわたりますよね?

見通しが良く、危険がなさそうなら赤信号でも

渡ってしまう人って多くないですか?

これ、実は負の成功体験なんです。

したがって、徳を落とすことにつながります。

逆に、落ちているゴミを拾って捨てた。

これは、正の成功体験です。

一日一善とはよく言ったもんですね!

負の失敗体験は?と思いますよね??

これがとても危険です。

例えば、万引きをしたとしましょう。

そして、捕まってしまいます。

そんな時、こんなことを考えてしまいます。

なぜ、もっと早く走れなかったんだ?

なぜ、俺を見逃してくれなかった!たったこれっぽっちの事で!!

とまったく反省の色が見えない事!

これは、負の失敗体験です。

これは癖になります。早急に改めた方がよろしいでしょう。

正の失敗体験は、もう感が鋭い人はわかっているかもしれませんね!

万引きをしたときに、捕まってしまいます。

こんなに嫌な思いをするならもうやめようときっぱり足を洗うこれは良い傾向です。

人の成長を促します。

このなかで一番、恐ろしいのは負の成功体験です。

なぜなら、自分の中では成功してるんです。

悪い意識なんてどこにもないんです。

でも、負はどんどん蓄積されていきます。

私も、以前はよく負の成功体験を重ねていました。

負は募り、運気は停滞し、目は曇り、

虚言、嫉妬、不信が心をかき乱し、

気づいたら、負の失敗体験を重ねていました。

人生最悪の失態とはおそらくこのことでしょう。

ですから、心機一転し毎日、負を清算するかのように愚直に地道に努力して徳を積むため、毎日記事を更新しています。

これを読んでいるあなたが、もし今負の成功体験を重ねているのであれば、徳を落とす事以外のなにものでもありません、

しっかりと腰を据え、正の成功体験、正の失敗体験を経験してください。

それでは、今日はここまで!!

ご精読ありがとうございました。

あなたに幸福が訪れますように☆彡

🍷 カンパイ 🍷

まとめ
1.陰陽五行
2.陰陽論
3.五行論
4.陰徳

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